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最適なマンション管理実現の目指して活動中です! 

「そなエリア東京」紹介

投稿日:2015年06月28日

「そなえりあ」と言われてすぐに、どこのことかわかる方は防災に相当、関心が高く、取り組んでいる方だとお見受けします。そう、「そなえリア」とは防災を体験的に学習できる施設のことです。

マンション管理士としてマンション防災を研究テーマに取り組んでいますが、防災体験施設「そなエリア」(江東区有明)に行ってきましたので皆さんに報告いたします。既にご存知の方もいらっしゃることと思いますが、ここは内閣府が災害時の緊急対策本部として機能するようにつくられた施設で、災害時には対策本部としての、その存在が有効に発揮されることになっています。また、ここは普段は災害を想定した様々な体験ができる学習施設にもなっています。

「東京直下72時間」という体験ゾーンでは、まずは自分たちが駅ビル10階からエレベータに乗っている時に地震が発生したという想定で、避難経路に従って館外への避難を体験します。屋外に出るとそこには、家屋倒壊、火災発生など悲惨な光景が待っていてます。とても臨場感があります。しかもタブレットを参加者が持ち、それぞれの場所で、チェックポイントをクイズ形式で考えて行動できるようになっているため、あたかも地震発生後の体験ができるように作られています。家具が転倒し押しつぶされる映像や振動体験などもできます。最後に発災時に家族と離れ離れになった親子の不安な心理描写があるアニメでも心が打たれます。そのほか災害時の災害対策本部オペレーションルーム見学や平常時の備蓄や災害後に何をするべきかなど学ぶことができます。子供連れでも楽しみながら体験できるので、一度体験していただくことをお勧めします。

★マンションで防災に取り組みするとき、まずは地震を実際に想定すること。その想定した状況を体験してみること、そして私たちは何をすればよいのかを考えることが大切です。そうすると今の体制や準備で足りないものが必ず見えてきます。そこから防災への準備が始まるのです。

《参考情報》そなエリア東京
所在地 :東京臨海広域防災公園内(最寄駅はゆりかもめ「有明駅」徒歩2分、
     りんかい線「国際展示場駅」徒歩4分)
開園時間:午前9時30分~午後5時まで(入場は午後4時30分まで)
休館日 :月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し翌日が休館)
入場料 :無料


バナースペース

マンション管理研究会

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