まちみらいニュースで「AEDの設置」を紹介
投稿日:2023年09月20日
公益財団法人まちみらい千代田の広報紙「まちみらいニュース」令和5年9月20日号にてマンションでの「AED設置」について紹介しました。AED(自動体外式除細動器)とはご承知の通り、心肺停止状態に陥った人に対して電気ショックを与えることで、救命するものです。設置先として交通機関や公共施設だけでなく、近年ではマンション共用部分での設置にも注目されてきました。なぜならば、救急車が到着するまでの間に、一分一秒でも早く手当てすることで生存率や社会復帰率が大幅に上がるためで、近年その重要性が認識されてきたからです。とは言え、マンションにAEDを設置したとしても決して利用する機会が多いとは言えません。むしろ使われない方が、望ましいものですから、それも当然でしょう。管理組合によってはAED設置は費用対効果が低いと考える方もいますが、修繕や保守点検とは異なり、命に直接かかわる問題です。AEDによって命を救い、より早く社会復帰が実現できるならば、安心安全な生活を行ううえで、あってもよい設備だと言えます。あなたのマンションでAEDの設置を考える機会がありましたら、こうした観点で検討いただくとよいと私は考えます。いかがでしょうか…。