千代田区合同マンション防災訓練へ
投稿日:2012年12月02日
財団法人まちみらい千代田主催による「平成24年度合同マンション防災訓練」に共催している首都圏マンション管理士会都心区支部からのボランティアとして12月1日、本番さながらの防災訓練を近隣の管理組合の皆さんと協力して実施してきました。
家具の下敷きになった際の救護方法、ほんものの煙の中での避難体験、AED使用による心肺蘇生など災害での被害の体験ができかした。また災害に対して管理組合として準備すると有効な常備品として家庭用カセット式ボンベによる発電機やエレベータチェア(庫内設置の緊急用簡易トイレ)などの実例を体感する機会となりました。訓練後は、備蓄食料の試食もあり、短い時間ながら災害発生時の対応を学ぶ機会となりました。
★マンションでの防災訓練の必要性が叫ばれていますが、実際には実施できている先は限られています。でも防災訓練を通して、住民同士の連帯感が確実に深まります。また災害に備えるためにとどまらず、コミュニテイ形成のためにも貴重な機会になることが実感させられます。
▼家具の下敷きになった人を救助する訓練:小型ジャッキや材木をてこにするのが理想。でもこれら工具がないときは厚い本や雑誌を少しずつ積み重ねるだけでも支えになって効果があります。