新しい資格「マンション防災認定管理者」担当講師として活動
投稿日:2016年09月30日
2016年9月、マンション防災の新しい資格「マンション防災認定管理者」が発足しました。第1回の研修と試験には22名が参加しました。災害はいつ発生するかわかりません。いつ来るかわからない災害に対してマンションの中で、生き延び、在宅避難をよりよく実現させるために対応できる人材がマンションの中に求められています。防災に関する専門知識を得るだけにとどまらず、管理組合内でどのように展開、発展させていくか、あまり関心がない方々をどのように巻き込んでいくのか。実践的なワークショップも体験することで、真に実践的なリーダーを養成することを目的としています。今回この講座の中で、「熊本地震でマンションに何が起きたのか?」と題して講演を行いました。直下型地震である熊本地震は私たちマンションや管理組合に関わる者にとっては、教訓の宝庫です。こうした貴重な教訓を正しく伝え、何をすべきかを考えてもらうきっかけになれるよう意識してきました。この活動が、広く日本中に発展していくことを願っています。
★熊本地震を風化させないこと。そのためには地道に対策の必要性を説いていくに限ります。これからもマンション管理組合への伝道師として防災対応を訴えながら活動しています。