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仲介サイトairbnbサイトから違法民泊削除か。

投稿日:2018年06月29日

住宅宿泊事業法施行(6月15日)以来、仲介サイトには「免許番号・登録番号」の記載されるようになり、合法物件か、ヤミ民泊かを識別できるはずでした。ところが、蓋を開けてみると、「免許番号・登録番号」が記載されている物件はごくわずか。その代わりに、記載されていたのが「その他の正当な法的根拠」でしたが、これがでたらめでした。一例をあげると「マンスリーまたはウィークリー契約のため民泊物件ではない」、「マンションオフィス」「時間貸し営業のため」「申請準備中」と言った具合です。極めつけはこれ「我々のホスト体系は賃貸借契約でも宿泊契約でもない新たなおもてなしの類型です。宿泊ゲストと予約前に仲良くなったうえで友達としてゲストを招いているため、不特定の他人に宿泊を提供する「旅館業」および旅館業法の特別法に基づく「住宅宿泊事業」とも異なりますし(中略)既存の法律の枠組みにはまらない新たな類型の契約であるため、旅館業法の許可または住宅宿泊事業への届出が不要と考えています。」これをご覧になってどう思われますか?事業者の自分勝手な主張が記載されていれば、何でもかまわないとばかりに掲載されていました。これが合法民泊を標榜する仲介サイトであるかと思うと、むなしく、悲しい気分になったものです。こうした勝手な根拠の掲載が29日の時点では見られなくなりました。当たり前と言えば当たり前のことが、今ようやくできたところがニュースになってしまうところに今の民泊と仲介サイトの問題があると如実に物語っていえるのではないでしょうか。もっとも、掲載されている番号が実在で真正のものか否かは、わからないという落ちがつくのですが・・・。


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