地域マネジメント学会主催 公開シンポジウム「民泊を考える」のお知らせ
住宅宿泊事業法と改正旅館業法が6月15日に施行された現在、巷では民泊合法化に関する報道で溢れています。合法化ということで、概ね前向きなニュースが多いようですが、決してよいことばかりではなく、民泊には負の部分があるのはご承知の通りです。その最たるものは違法民泊、特に集合住宅におけるヤミ民泊の横行です。6月1日に観光庁から仲介サイト代表者に発出された違法物件の掲載中止の通知を受け、業界最大手airbnbは届出のない違法物件を削除する行動に出ました。これだけを見ると、わが国では違法民泊は淘汰され、合法民泊だけでスタートしたと見えます。しかし実際には届出がない違法民泊や、確信犯的に届け出しない違法民泊があります。さらには仲介サイトを介さない水面下で行われるヤミ民泊まで…。こうした厳しい状況の中で、民泊の制度はどのように運営されるべきなのか、また私たちは民泊に関してどのように考えていけばよいのか。考えなければならない課題はたくさんあります。
地域マネジメント学会の公開シンポジウムが、観光庁観光産業課長を招き、「期待される民泊の健全な発展」についての講演の後、パネルディスカッションが開催されます。この中で、現在のヤミ民泊の状況など、管理組合が直面する課題について一緒に考えていきたいと思います。
日時 :2018年6月29日(金)13:40~17:20
場所 :明治大学駿河台校舎 グローバルフロント グローバルホールにて
参加費:1,000円
※参加希望の方は6月22日までに直接事務局までお申し込みください。
2018講演会案内-1(6月29日)2018講演会案内-2(6月29日)