なぜ、総会に出席するのか?
これから総会を迎える管理組合も多いことと思います。管理組合は年に1回、総会を開催し、決算や事業報告、次年度の予算や計画などが話し合われます。これは区分所有法に基づき規約で定められているものです。ではなぜ、総会に出席しなければならないのでしょうか。総会に出席すると次のようなことが見えてきます。
①管理組合のお金の動きと現在の残高 /②管理組合の事業(大規模修繕工事など)の状況 /③執行する理事会の状況(役員の顔ぶれ) /④管理している管理会社の状況 /⑤マンションが直面する問題 / ⑥将来における課題 / ⑦その他
よく「マンションは管理を買え」と言われますが、それはどんなに好立地であっても管理がうまく回っていないマンションだと資産価値は下落してしまいます。悲しいですが、これは現実です。この管理の状況を確認できる重要な機会が年に一度の総会なのです。では、もし総会に出席しないとどうなるかを考えてみましょう。
①お目付け役の区分所有者がいないことから組合運営に緩みが生じる。 /②管理会社も理事会も緊張感を欠き、手抜き管理に陥る /③状況によっては不正な経理や杜撰な運営も発生…
総会に出ることで、さらにこんな付加価値もついてきます。それは ①近隣の方との良好なコミュニケーションが図れる。/②共通の目的をもって進むことによる一体感の醸成 /③投資用物件であっては、普段顔を合わす機会のないオーナーさんたちと交流できる。/④失礼ながら高齢者には「脳の活性化」にも貢献できる。
このwebサイトを見に来られた皆様はマンション管理に前向きな方です。このような理由から、総会に出るメリット、いやメリットの前に出なければならない必要性がご理解いただけるのではないでしょうか。まずは総会に参加することをお勧めいたします。